暮らすこと

なんて事のない毎日ですが、意外といろいろあったりもします。

氏の変更


別居期間数年後に離婚が成立した時は、娘が大学生になっていました。


濃い付き合いの学部だし、名前の順でいろいろと振り分け済みでした。


なので、旧姓に戻さずにそのままの姓を使うことを選びました。




子どもが未成年だった場合には、何もしなければ戸籍は元の戸籍のままです。


 親権を私が持っていたので、私と同じ戸籍に入れるために、「子の氏の変更許可申立」を行い、私の戸籍に入籍しなければいけません。 


家庭裁判所に必要書類を提出して、手続きをしました。






ただ、どうしても元嫁ぎ先の姓を使い続けることに違和感があって。


✔️フルネームが口頭で伝わりにくい。

→電話ならほぼ聞き取ってもらえず、初めての相手には必ず訂正が必要。郵送物はほぼ聞き間違いの姓で届く。(郵便屋さんも慣れたもので、ピンポン押して確認してくれる)


元嫁ぎ先の姓で私をフルネームで言うと、言いにくい「段」が並ぶのです。

段🟰あ段、い段、う段とかの「段」です。

(わかりにくい話しですみません)


✔️漢字は簡単だけど、普通のシャチハタには無い珍しい姓。


✔️このあたりでこの姓の人が住むのは、元嫁ぎ先の地域のみ。

生活圏内が近めなので、この姓だと何かと話題にされてしまう。



と、些細なことばかりですよね。


でも、1回で伝わらない名前って、なかなかのストレスです^^;


それも元嫁ぎ先の姓となると、そこに毎回引っかかるのも違和感しかなくて…




就職も決まって、卒業もほぼ確定しているし。


この夏に娘と話し合った結果、私は旧姓に戻す・娘は今のままに決めました。


娘にとっては生まれながらの姓だから、そちらを選ぶのは当然です。


それでも、自分の意志で選んでくれたのは良かったかなと思います。






長くなりそうなので、画像を1枚。


セリアで見つけたポチ袋。

しっかりした作りで、この枚数はお得です。






話しを戻しまして…


夏頃に旧姓に戻すことに決め、付き合いのある法務事務所にお任せしました。


自分で向き合うのがしんどくて。



最初に、私と娘の戸籍を分籍しました。


法務事務所が書類提出後、何度か文書で家庭裁判所とやりとりをしました。


氏の変更許可申立事件と言うらしく、事件番号まで振られてるし。 


なかなか時間のかかるものでした。




11月下旬に審判書謄本が届き、審判確定証明書が届いたのが先週でした。


それらを持って、市民センターへ。


旧姓に戻す手続きをしたまでは良かったのですが、「娘さんの戸籍に載せる、ポルカさんの姓はどうしますか?」って。



なんだそれ?!

なんと、選べるそうです。


娘の戸籍に載る母の氏名を好きな方に選べると。

✔️元嫁ぎ先の姓➕ポルカ名前

✔️旧姓➕ポルカ名前




整合性から考えると「旧姓」が載るのが当然かと思っていましたが、選択肢を与えられると困る…


母親と未婚の娘の姓が違うのは

「見た目が悪いかも?」

「何かの手続きの時に困るかも?」

と躊躇っていたので、そこを突かれた感じです。



想定外の選択肢だったので困惑していると、別の方が出てきて「旧姓を載せるのは、後日の変更手続きも可能です。期限もありませんよ。」と。


なので、娘の戸籍の私の姓は元嫁ぎ先の姓のままにしておきました。


違和感はあるけど、なんとなく親の勝手をこれ以上載せるのは気がひけたからです。





今後は免許証や銀行口座やカードや、その他諸々の手続きが必要です。


果てしない手続きが続きます。


でも、1つ1つ旧姓に戻していくと、何かを取り戻せそうな気がします。


自己満足なんですけどね。


それなりに気を張って暮らしてきましたが、やっと1つの節目を迎えられて安堵しています。



難しい手続きばかりだったので、説明を間違えているかもしれません。


参考にしないでくださいね。

(そんな必要ないですよね^^;)