藤井聡太棋聖が２冠＆八段昇段。

おめでとうございます。

歴史的快挙をどんどん積み上げる藤井君、

どこまでいってしまうのでしょうか？

気持ちが明るくなる、嬉しいニュースです。

3年前に藤井君を知りました。

29連勝で一躍有名になったあの時です。

娘と年齢が近いことなどで、

勝手に我が子を見守るような想いになり…

自分がとてもしんどかった頃なので、

藤井君の勝利が楽しみでしかたありませんでした。

まだまだ強くなっていくんだろうな。

「棋聖」「新王位」など

名前の後ろにつく称号がどんどん変わっています。

はやすぎる成長についていけないので、

いつまでも「藤井君」と呼ぶことを許してください(笑)

初めて将棋を知ったのは、

「3月のライオン」という漫画です。

神木隆之介さん主演で映画化されたこともあります。

難しい将棋の世界がわかりやすく、おもしろく、

でもとても切なくて。

それでも、人の待つ力強さを信じられるお話です。

漫画のところどころに

先崎学さんのコラムがあります。

現役棋士で将棋のことを説明してくれています。

このコラムがとても軽快で楽しいのです。

将棋の世界の難しそうなイメージが

ずいぶんと変わりました。

藤井君の29連勝の翌年だったと思います。

本屋さんでこの黄色い表紙が目に入り、

何度も見直してしまいました。

コラムを書いている先崎学さんの本でした。

うつ病の言葉に衝撃を受けました。

ああ、あなたもですか…って。

先崎さんのような人でも、

うつ病になってしまうんだという現実に

息苦しさを覚えました。

その頃、自分の周りで心の病の人が増えていて、

心療内科に通っていると聞いても

驚かないようになっていました。

私もハマりそうになった時があり、

これがそうなん…⁇と

妙に冷静に考えた覚えがあります。

どこまでも落ちると言うか、

持っていかれてしまうというような感覚です。

心配事の9割は妄想で取り越し苦労

ただ、どこかで聞いたその言葉が、

私にはストンと落ちました。

ハマりそうになるとその言葉を思い出して、

いろんなことを考えすぎないように

意図的に逃げていました。

それで良かったんだと思います。

乗り越えるばかりが解決方法じゃないし、

頑張るだけが正解でもないと思っています。

年齢を重ねたから、こんな風に思えるんでしょうね。

先崎さんは将棋の世界に復帰され、

今年はしんどい戦いをされているようです。

もう一度その世界に挑んだ先崎さんを尊敬します。

ただただ、応援しています。

でも、無理だけはしないで欲しいです。

心の病には特効薬がなくて、

治ったと安心していても

また何かのきっかけで簡単に再発する

とてもやっかいな病気だと思っています。

一日一笑を心がけて予防します。

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