暮らすこと

なんて事のない毎日ですが、意外といろいろあったりもします。

我慢して良かったはず



垣谷美雨さんのリセット。


少し前に読み終えていて、

相変わらず一気に読めてしまう好きな作家さん。


裏切らないなあ、垣谷美雨さん。




リセットした人生を送る3人のお話しです。

元に戻っておしまいという流れが多いけれど、

こちらは違っていて…


ネタバレしないようにと言うよりも、

読んだばかりなのに詳細が曖昧になっていて

「…」としか書きようがない^^;


一気に読み過ぎているのかも?

もう1度読んでも、新鮮な気持ちで読めそうです。





ちょっとしたつぶやきです。


プライベートでも仕事でも、

「言わなくてよかった…」と言うのが

ほぼ私の着地点です。


我慢して良かったはず⤴︎と、

後から思い返してそう納得するのは

私の性質なんだろうと。


言ってスッキリするタイプではなく

言うんじゃなかった⤵︎と思いがちなんですよね。




「届けて欲しい」と母に頼まれた物は

「送れば済むものじゃないの?」という物で、

レターパックを届けました。


住所書いて封さえすればポストに入れられる

あの便利なパックです。




母いわく

「送るなんて失礼やわ。届けられるのに。」って。


忘れ物で、急ぎではない物と聞けば、

わざわざ届ける方が気を使われるのでは?

しかも、そんなに近くもないですよ^^;


私の判断はそうでした。


結局、郵送することで終わらせましたが

しばらく言われ続けるだろうな。




年を重ねてくると

自分の気になることが一点集中最優先になるらしく、

これがなかなか厄介なこだわりなのです。


自分の出来ないことは人に委ねる。

任せた人に合わせる。


私の感覚ではそういうものだと思うのですが…




娘の私には無理を言っても大丈夫、

そもそも無理を言っているつもりもないようです。


他人にはとても気を使い、

良識のある母だと思います。


弟や義妹ちゃんに、何かを頼むこともしません。


便利な娘が近くにいるからだろうな^^;と思います。




多々反論したかった今朝のやり取りでしたが、

ハイハイと我慢して良かったと

今は心穏やかに思えます。


75歳の母と永遠にこのやり取りが続くわけもなく、

何よりも別で暮らしているということが

私の気持ちのリセットを早くしてくれるんだろうと。




こういうことがある度に、

自分の娘には寄りかかり過ぎないようにしようと

いつも思っています。


お互いの自立が

私にとっての子育て最終目標ですから。



自分が元気で自由がきくから

今はそう思えるんだとわかっているんですけどね。


母の要望全てを受け止められる優しさを

なかなか持てない私です…



それにしても手強い。


私が75歳になる頃、

あんなに強く主張できるんかなあ…⁈